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いくつの種類があるの?クラミジアについて知っておきたいこととは?

2020年02月14日
薬を持っている男性

クラミジアは1種類だけではなく、人に病原性を持っているクラミジアで複数存在しています。オウム病クラミジアや肺炎クラミジア・トラコーマクラミジアの3種類が知られており、自ら繁殖するエネルギーを持っていないので、人の粘膜細胞へ寄生することが特徴です。

さらに細胞内で十分に繁殖ができると、その細胞を破って外に出ていき、感染を広げていきます。このようなユニークな細菌学的特性を持っているクラミジアですが、分離培養は困難なので、一般的な細菌とは異なる部分もあります。薬剤の効果を評価することがこれにより難しいので、不十分な治療により感染が蔓延化する可能性もあるので注意が必要です。

クラミジアは特に発育速度が遅いのが特徴ですが、人の細胞の中でしか育たないこともあります。一般的には細菌培養検査で検出することができないので、菌の亡骸の核酸を検出するのが一般的になっています。尿や体内からの分泌物に放出される最近の数は、実際感染している数の一部で、それをコピーして検出感度をあげる必要があります。

以前は治療に有効とされていたクラビットや、シプロキサン・ミノマイシンなどがありますが、現在はクラミジアには効果が期待できないので注意が必要です。クラミジアは比較的治療法を間違えていても、1?2週間ほど経過すれば自覚症状が消える特徴があります。

数種類の中で感染者が急増しているのは、トラコーマというタイプで、これは性行為によって粘膜感染を起こしたものです。人によっては口の中に菌が感染することで咽頭炎や慢性的な扁桃腺園を引き起こすこともあり、風邪のような症状が出るのでわかりにくいこともあります。

菌がある部分に接触すれば感染するので、性器に感染しても口の中に菌がいない場合は口の粘膜で感染することがないです。また目の粘膜に感染することでトラコーマ結膜炎を起こすこともあり、妊娠しているときに感染すると胎児の呼吸器に感染する可能性が高くなります。これは肺炎になりますが、妊娠中の女性はこのような母子感染を防ぐために十分注意する必要があります。

喉や直腸・尿でも検出されることがあるので、その付近で行われる性行為も大変リスクが高くなります。特に感染者に対してはエイズへの感染率が3?4倍も高くなるので、検査するときはエイズ検査も勧められることがあります。パートナーが一人であってもその人が感染している可能性もあるので安心はできず、性行為を行った人は誰でも可能性があると言えます。

性行為を盛んに行っている人、たった1回の行為であっても、いずれも感染する可能性があります。予防方法はコンドームの使用で、性器粘膜が直接触れ合わないようにすることが大切で、お風呂や空気感染はないので安心することができます。